シボ屋さんに出すまで、こんな下処理してます。

金型

シボ加工は各シボ屋さんで、処理してもらうのですが、下地の磨きは、各金型屋さんで磨く事になります。まあ磨き専門の会社もありますが、お値段がそれなりますので、ウチは自力で頑張ってます!参考になるかわかりませんが、拳くらいの部品で数万円位からみたいですね。

下地磨きを疎かにすると、製品面に変な模様が浮き出たり、面がウネっていたりするので、丁寧にします。一度失敗して、「製品に変な模様が付いてます!!」って品質部からクレームがあり、冷汗かきました…

  マシニングや放電加工から上がってきた部品は、面粗さでは、およそRa0.2〜0.5μmです。その状態の部品をRa0.02μm位まで、様々な磨き工具を使い、仕上げます。(参考までに紙ヤスリで#800、セラミック砥石で#1200程度)、その時、加工目やウネリが出ないよう慎重に磨かなくてはなりません。これが結構大変なんです。磨きの基礎を知らない内は、光ってたら、面粗さも抑えられてると思ってたんですよね、実際に測るとあらー?てなってました。

そうして、磨いてシボ加工から上がってきた物を金型に組み込み、成形してもらうのですが、どきどきなんです。複雑な形状ですと、金型部品では分かりにくかったりします。

綺麗な製品が出来ると、毎回感動しますよ!

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